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朝ぼらけ 有明の月と 見るまでに
   吉野の里に 降れる白雪     坂上是則


意味:
夜の明けかかる頃に 夜明けまで残っている月のように明るく
吉野の里にうっすらと白雪が降り積もっていたよ


有明の月っていうのは
十五夜を過ぎると日が昇り始めているのに
月が空に残っていることがある
このほのかに白い月の事だそうな

そしてこの「有明の月」に込められた意味に
きぬぎぬ(衣衣または後朝と書く)の別れ がある

思いを寄せ合った二人が一夜を共にし、
朝になって互いに衣を着て思いを残しながらも別れてゆく

その象徴の言葉

これらをふまえて この和歌の真意は


思いを寄せている人と一夜を過ごしたが、
夜が明けて別れの時が来てしまった
月の光と見間違うほど明るく白い雪がうっすらと積もり、
一層別れが切ないものであるなぁ

ということだろうか


・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・

ミニ知識 : 月の呼び方

十五夜  望月(満月) 
十六夜  いざよい    ほんのちょっと待っていれば月が出る
十七夜  立ち待ち    立ったまま待っていれば月が出る
十八夜  居待ち     座って待っていると月が出てくる
十九夜  寝(臥)待ち  寝て待たなければならないほど
                月の出が遅い
二十夜  更待ち     夜が更けるまで月が出てこない

・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・

こんな事を思い出したのも、takamiちゃんの日記を読んだから
昔は古典文学が好きだったんだよね

特に和歌集のたぐいは奥が深くて
言葉の美しさだけじゃなく文法の裏付けがはっきりしていて

昔の日本語って好きだな

でも、言葉遣いの悪さを自覚する身としては
自分で書いてて耳が痛い....(^_^;)

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学問・資格」カテゴリの記事

コメント

あぁ・・
下の記事のコメント、
うっかり「いのっち」と書いてしまったけど
私です!つい間違って昔のHNで書いちゃった^^;

私も和歌、大好きだよ~
とくにこういう切ない恋心を詠んだ和歌のやりとりって奥ゆかしいな、と思う。
私もまた昔の和歌を見直そうと思ってたところなので、すごくタイムリーだわ!

投稿: TAKAMI | 2006.03.23 05:53

国文学、特に文法をやりたかったんだ
でも、やっていくうちに言葉そのものが好きになったみたい
短い台詞に思いを込めるって、その分凝縮されて味わい深いよね

それにしてもtakamiちゃんはいろんな事やってるなぁ
刺激になるよ!

投稿: CHIKA | 2006.03.23 14:08

脳みそが刺激されて、和歌にもはまるかも!

投稿: ミー | 2006.03.23 16:18

ミーさんなら、いい句を詠みそうな気がするよ
是非披露して♪

投稿: CHIKA | 2006.03.23 16:29

春くれば 千代に八千代に 櫻咲き 子孫栄えて また楽しけり

投稿: ミー | 2006.03.23 20:12

春爛漫、花吹雪がみえるようですね。
子孫栄えてって、まさか二人目?
それともmixiの事かな~?o(⌒▽⌒)o
すごいね!
ミーさんたら、またコミュにしちゃいそう♪

投稿: CHIKA | 2006.03.23 20:46

そっか!コミュにしちゃうかな!(笑)


投稿: ミー | 2006.03.24 11:54

んふ、ほんとにミーさんはrush&rushだね

投稿: CHIKA | 2006.03.24 14:31

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