« こけし屋 | トップページ | 新鮮野菜♪ »

バスに車椅子を乗せるということ

昨日 久しぶりにバスで出かけた
その時ちょっと悩むような出来事に遭遇
帰ってきてからも答えが見つからず
今も気持ちが切り替えられず悶々としている

バスに1台の車椅子と介助の方が乗った
運転手さんが昇降用の機材をセットし
車椅子をバスに乗せたら片付けて出発

多少時間がかかったものの、ここまでは普通の流れ

車椅子と介助の方が降りるときも
運転手さんがバスを止めた状態で同じ作業をし
車椅子の方はお礼を言って降りた
運転手さんは2度の作業で遅れた時間を取り戻そうと
たぶん焦っていたのだろう
用具入れにうまく機材が入らないので
機材を床に置いたまま走り出そうとした

が、ここで警報ブザーが鳴りドアは閉まらない
何度か用具入れを閉め直したりドアを確認したが
やはり閉まらず営業所に連絡したら
どうも「機材をしまえ」との指示が出た模様

焦ってまごつきながらもなんとか機材を片付け
出発するまで約5分
小声で文句を言うじいさまもいたが、
概ね「気の毒」な運転手さんに同情している乗客
運転手さんは何度も詫びながら運行を続けた

疑問その1
運転手さんは機材の収納を学習していないのか
機材を放置して出発するのはまずいだろう...

疑問その2
なぜ収納に時間がかかる面倒な機材を使用しているのか
かなり重そうだったので女性運転手だったら辛いと思う

疑問その3
バスによって違う機材の収納や使い方を
すべて把握している運転手なんて居るのかな

疑問その4
1回の運行で何度も車椅子乗降があったら
どのくらい支障がでるのだろう

疑問その5
乗客や介助者が手伝うことはできないのか

障がい者・運転手・乗客
それぞれに思う事や状況も理解できるので
余計に悩む問題だと感じる

|

« こけし屋 | トップページ | 新鮮野菜♪ »

怪我・病気」カテゴリの記事

出来事」カテゴリの記事

」カテゴリの記事

コメント

親父の仕事柄バスの営業所で育った私が想像がつく範囲では・・

バスは同じモデルを車両メーカーから大量に買いますが
そんなにモデルに差違はないので、今回は単に不勉強だったのかも知れませんね。
「昇降台はここに入っている」くらいの認識だったのでしょう。
また、その運転手が馴れていないほど、よくある出来事でもないので
1日の運行でも支障が出るほどでもないでしょうし、その為にリフト付きバスを導入することはまず経営判断ではねられるでしょう。
なんせ路線によりますが、余り儲かってないので。
あと、乗客に頼んで、万が一の事があってはいけないので付き人がいれば頼むかも知れませんが
体にも触れないのが基本ですから、今日ご覧になった状況も仕方ないでしょうね。

投稿: もーし | 2012.12.13 21:09

先日バスに乗った際に、相当高齢の手押し車兼カートを押したお婆様が乗ろうとした時に、先ず、手押し車が持ち上がらない、自分もステップに上がれないという状況があって、それを見た周りの数人の乗客が反射的にすぐに席を立って、手を差し伸べてましたよ。何か心が温まりました。そのお婆様は声ははっきりしていて、ハキハキとお礼をおっしゃってました。なんだろ、コミュニケーションが上手く行くとこんなにスムーズなんだなと感心した出来事でした。多分その場に居合わせた人によって状況は変わるんでしょうね。

投稿: chaka | 2012.12.14 00:14

もーしさん>
費用・需要・利便性など問題が多岐に渡るから
すべての関係者が満足するような方法はなく
そうそう うまくはいきませんよね。
こういう問題って田舎よりも都市の方が
解決しにくそうですね。


chakaちゃん>
ステキな場面に遭遇したんですね♪
互いの状況を良い方向に変えてしまえる明るい力って
どの場面でも重要ですね~d(^○^)b
見習わなければっ!

投稿: CHIKA | 2012.12.15 21:47

この記事へのコメントは終了しました。

« こけし屋 | トップページ | 新鮮野菜♪ »